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赤字はレベルアップによるMAX値
実装日:2019年07月02日
GRADE別 Lv60性能
初となるW型MA。
形式番号 EB-AX2 ギャラルホルンが秘密裏に開発していた阿頼耶識システム研究用の実験機。 厄祭戦の原因である機械化思想、それに繋がりかねない阿頼耶識システム等の有機デバイスシステムを禁忌と謳っていたギャラルホルンではあったが、 その有用性故にシステムを手放す事が出来ず、秘密裏に研究を継続していた。 ベースはグレイズ・フレームだが、改修により頭部や胴体は通常機同様のまま全高20m超と大型化し、シルエットも大きく異なる。 これは阿頼耶識システムでパイロットと機体を一体化させるにあたり、パイロットの脳にMSそのものを自身の肉体であると認識させる必要があったため、 四肢の形状を脳が知覚しやすいものへ調整する必要があったためである。 結果として四肢が全体的に大型化し、腕部は巨大な関節駆動部が備え付けられ片手でMSを投げ飛ばすパワーを発揮。 人間の戦闘動作として「殴る」ことを想定してか大型化したマニピュレーターは堅牢であり、さらに回転させて殴打の威力を高めるコークスクリュー機能も搭載されている。 脚部は脛部分が延長され、足首は4本の爪を持つクロータイプに変更された。こちらも脚部クローを収斂・回転させてナノラミネートアーマーすら抉り取るドリルとして機能する。 クロータイプの足首は、人体には馴染むものの機械での二足歩行では安定性が落ちる形状のため、足裏にホバー走行機能が追加された。 武装はパンチと蹴りに加え、グレイズのものを四肢相応に大型化させたバトルアックス二振りと、両下腕部に装備された使い捨てのパイルバンカーユニット。 射撃武装は両肩部に搭載された格納式40mm機銃のみであり、阿頼耶識システムの真価である高次元の運動性・敏捷性を発揮した高速格闘戦が基本となる。
パイロットはアイン・ダルトン。 地球軌道上での鉄華団との戦闘に於いて重傷を負い、再生医療技術を以ってしても完全な回復が見込めない身体になったところ、 彼の回復を願ったガエリオ・ボードウィンがギャラルホルンの禁忌を承知の上で阿頼耶識システムの投入を決断。 マクギリス・ファリドの後押しもあり、アインは阿頼耶識システム搭載の本機へ搭乗……いや、より正しく表現するなら「組み込まれた」。 本機はアインの新たな肉体であると同時に生命維持装置でもあり、その実態はほぼ生体部品も同然であった。 内部に組み込まれたアインは、臓器欠損があったとはいえ両腕と胸から下を丸ごと切除して液体漬けのコクピットブロックに埋め込まれている。 MSのスピーカー越しに対人コンタクトを取ることは可能であるが、その際もコクピット内のアインは完全な無表情で微動だにしない。 そもそも本機のコクピット内にはパイロット用のモニタなどなく、その状態で対人コンタクトが取れてしまった時点で、アインと本機は文字通り一体となってしまっていた。 研究施設でガエリオにその姿を見せた後、エドモントン市外戦に出撃。 迎撃に出たアジーとラフタの漏影2機の巧みな戦術をものともせず格闘戦で秒殺、さらに救援にやってきた流星号(グレイズ改弐)にはアックスを投擲して捕獲しパイルで沈黙させた。 そして流星号のコクピットを潰そうとする直前、接触回線でクーデリア・藍那・バーンスタインの市街地突入を傍受したことで流星号ら3機を放置し自らも市街地へ突入した。 そしてクーデリアを襲うも間一髪間に合った三日月・オーガスの駆るガンダム・バルバトスに阻まれ、これと対峙。 バルバトスを片手で放り投げ、蹴り飛ばしたバルバトスが吹き飛ぶよりも早く背後を取るなど超人的な高速格闘でバルバトスを押し、 この時点のバルバトスの主力であったレンチメイスすら海老反りの状態で受け止め、さらにパイルで粉砕する。 精神の錯乱を起こしながら格闘で圧倒するその姿に、味方であるはずのギャラルホルン兵からも恐怖の対象となった本機だが、 波に乗って言葉を吐き続けた中で「罪」「救う」という語を出してしまったことが三日月の逆鱗に触れ、三日月が己のダメージを顧みないレベルで阿頼耶識のリンクを強化。 グレイズ・アインを超える反応速度を発揮し、さらに高速戦闘に適した太刀を振るうバルバトスにより両腕を斬り飛ばされ、 最後は錯乱してボディプレスを掛けようとしたところを、そのままコクピット装甲を貫通・破壊され機能停止。 それまでスピーカー越しに煩いほど聞こえていたアインの声も、それきり聞こえなくなった。 なお、鉄華団を圧倒した本機ではあるが、戦闘中に冷静さを多々欠いていたため、人的被害はクーデリア護衛のモビルワーカーのパイロットを機銃で殺害したのみであった。 戦後、ギャラルホルンの負の象徴たる本機が表沙汰となったことで、ギャラルホルンの権威は失墜。 マクギリス・ファリドはこの権威失墜と、来るべきガンダム・バエル搭乗に必要な「成人用の阿頼耶識システム」のデータ取得を狙ってガエリオに後押しをしていた。 その一方で本機の残骸はラスタル・エリオン率いるアリアンロッド艦隊により回収され、アイン・ダルトンの脳と阿頼耶識システムは ガンダム・ヴィダールの特殊システム「阿頼耶識システム Type-E」として再利用された。 また、大型にして並み外れた運動性と敏捷性を発揮した戦闘データは、後にレギンレイズ・ジュリア開発時にも活用されている。
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