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赤字はレベルアップによるMAX値
GRADE別 Lv60性能
最初に作れるようになるMAの一機。 もう片方のザムザザーに比べ開発が安く時間も少ないが、その分、劣っている点も多い。 射程の短さから敵につられやすく、足回りの良さも合わさって、あっさり味方防衛ライン範囲からいなくなるなんてことも 飛行しているためShooterとFlier以外からの攻撃を受けず、対複数攻撃も相俟って ちゃんと防衛ラインの内側攻撃や地上限定ユニットであれば他のエース機よりも大群相手に殲滅力は高い。 反面、ザムザザーなど他のMAにも言えることだが、エースやG型MSなど高耐久力のMS一機にかまっている間に 全方位から袋叩きで轟沈など個人能力の高いユニットと相性が悪いことに注意。 ザムザザーと違い、その小ささから敵が攻めてくるとき、いい意味で見逃されることもある。 攻める側も「ザムザザーがいない?ラッキー」と油断して行くと思わぬ場所からオールレンジ攻撃を食らうので気をつけよう。
型式番号 TS-MA2mod.00 地球連合軍が開発した宇宙戦用MA。 G兵器開発以前の地球連合軍において、ザフトのMS(モビルスーツ)と対等に渡り合うことができた数少ない兵器の1つである。 連合の主力MA「メビウス」より一世代前の機体であり、機首部分が突入艇として単独での大気圏降下できる等の実験的な要素はあれど、 メインスラスターの可動により方向転換を行えるメビウスとは異なり、方向転換を補助バーニアの噴射によって行うなど、技術的には旧式である。 そんな旧式機がMSと対等に渡り合えた理由は、本機の特異な攻撃システム「ガンバレル」にある。 これは有線誘導により4基の無人攻撃端末を全方位に展開・制御するものであり、MAの弱点である旋回性能の低さをカバーし、 さらに近接攻撃での切り返しを抑え込むなど多様な攻撃が可能であった。 しかし、ガンバレルを扱うには突出した空間認識能力が不可欠であり、軍内ではその素質を有するパイロットの存在は希有だった。 よって人材確保の困難さからこの機体は少数生産に留まり、以後は一般兵士向けの量産機であるメビウスの生産に切り替えられた経緯がある。 劇中では空間認識能力に長けたムウ・ラ・フラガが搭乗、ヘリオポリスにてアークエンジェルの救援に赴いた後、 同艦の貴重な戦力としてストライクガンダムと共に重用された。 しかし、宇宙戦用MAのため大気圏内では扱えず、地球降下後はアークエンジェル内に安置されている。 そして再び宇宙に上がった際はムウがストライクに搭乗していたため、メビウス・ゼロが前線に出ることはなかった。 ただし、漫画版では最終決戦において出番があり、ストライクを中破させられたムウが着艦後にすぐさま本機に乗り換え、 ラウ・ル・クルーゼ搭乗のプロヴィデンスガンダムをガンバレルの有線で縛り上げ、自分もろともフリーダムガンダムにトドメを刺させている。 なお、ガンバレルの有用性は連合も認識しており、ガンバレルをMSに搭載するために本機をベースにした小型MA兼ストライカーパックである ガンバレルストライカーが開発され、これを105ダガーで運用した「ガンバレルダガー」が大戦末期に戦果を挙げている。 また、ザフト軍においてもアクタイオン・インダストリー社の協力により、無線誘導式のドラグーンシステムが開発されている。
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