ガンダムジオラマフロント 攻略 Wiki

アスランとの死闘により生存は絶望視されたが、目を覚ますとプラントに搬送されていた。
至近距離でイージスガンダムの自爆を受け、回収されたストライクガンダムはコクピットのシートがドロドロに溶けるほど燃焼していたが、際立った障害等も無くプラントで養生生活に入る。
（外伝では上記の戦いを見ていたジャンク屋ロウ・ギュールに救出され、その後近くに隠居していた知り合いのマルキオ導師のツテでプラントに搬送された）

療養後には自らの意思でアークエンジェルを救い、広がる戦禍を止めたいと決意したことを受け、ラクス・クラインの手引きでフリーダムガンダムを受領。
フリーダム登場後は可能な限りパイロットを殺さず、かつ戦争を止めるべく軍に戻ることのないまま戦いを続けていく。
オーブ攻防戦を機に、かつて敵対していたアスランやディアッカとも和解して共に歩むようになり、
プラントへの核ミサイルの撃墜や本大戦で暗躍を続けたラウ・ル・クルーゼの撃破など、絶滅戦争へのエスカレーションの停止に貢献。
非正規軍のため公的な戦闘記録が残っておらず、パイロットも正体不明でありながら戦場において単騎ではありえない多大な戦果を挙げていた事から（半信半疑、誇張であるという風説も伴いながら）後に伝説とまで謳われた。
　
『SEED DESTINY』
前大戦終結以降はラクスやマリュー、バルトフェルドといった旧三隻同盟メンバーと共にオーブ領内で隠遁生活を続けていたが、
特殊部隊によるラクス・クライン襲撃事件をきっかけに、キラ本人にすら隠匿されていたフリーダムガンダムに搭乗し再び戦火に身を投じる。
戦争終結を願ってはいたが、襲撃者達がザフトの最新鋭機を繰るコーディネーターであった事、その狙いがラクスであり、時を同じくして偽のラクスを祭り上げているプラント側も疑った結果どの軍にも属さずに武力行使を開始。
民間人でありながらオーブ元首の誘拐や連合とザフトの戦闘への介入といった暴挙に至る。
前作のフリーダム搭乗以降と同様に直接の撃墜はしないように立ち回るが、武装や機動力を奪われたことで本来の敵に撃墜されるケースは発生。
デュランダルの策略もあり、方々から敵視される結果に。
あくまで戦争終結が目的のため、デストロイガンダム出現の際にはザフト軍のインパルスガンダムと一時共闘に至ったものの、
その後はアークエンジェル共々ザフト軍による撃墜作戦の目標となり、母艦を逃がすための殿になるも最終的には撃墜。
胴体を貫かれて機体はもはや胸部しか残っていない程大破したが、先んじて水中潜航していたアークエンジェルにより救助される。
復帰後は新たなる搭乗機ストライクフリーダムを駆り改めて戦場を駆けた。
本物のラクスの登場によってザフト（プラント軍）が二分された最終決戦では、軌道要塞メサイアに自ら乗り込んでデュランダル議長と対峙する。

終結後は隠遁生活に戻らず、プラント評議会に乗り込んだラクスの護衛として同行。
最終的な地位は、オーブ軍准将（劇中で任官）かつザフト白服（エンディングにて）。
　
大戦中に判明した事実として、実はキラを養育したヤマト夫妻は実の両親ではない。
父はコーディネイター研究者ユーレン・ヒビキ、母はヴィア・ヒビキ。ヤマト夫妻はヴィアの妹夫婦であった。
そしてカガリ・ユラ・アスハとは、生後間もない時に生き別れた双子の兄弟の関係である。
（カガリは自分が姉と言い張っており、キラも特に否定していないためオーブ軍内等でも姉弟だと見られている）

「スーパーコーディネイター」
人工子宮を用いて遺伝子操作と妊娠期間の生育を管理することで不確定要素を排除し、あらゆる才能を伸ばし得るユーレン・ヒビキによるコーディネイター技術の集大成。
遺伝子操作によって能力を調整・向上する技術だけでは母体という不確定要素がある以上、意図せぬ結果の発生や伸ばすことのできる才能も限られていた。（このため世間では「望み通りの容姿・能力でなかったために養育放棄する」という問題も実際に起きていた）
夥しい数の失敗と犠牲の末に人工子宮は一応の完成に至り、実子の受精卵を移すことで誕生したのがキラである。
このため、学習や訓練を受けることができればいかなる才能もトップレベルに伸びる「最高のコーディネイター」と称される。
双子であるカガリがナチュラルなのは受精卵を移さずヴィア・ヒビキの母体でそのまま生まれたためである。
(元々ヴィアは遺伝子研究所にいても人為的にヒトを生み出す研究には否定的だったため、その抵抗の結果と言える)
　
実際に趣味と実益を兼ねていたプログラミング技術はストライクの運用に通じるレベルで、MS搭乗技術も爆発的に伸びている。
また、劇中で5人登場したSEED因子を持つ人物の中で唯一SEED発動を完全に自分の意思で制御できている。
とはいえ当然「学習や訓練を受ければ」という前提であり、「銃の安全装置を外し忘れる」という初歩的なミスや、ゲリラ活動の中でバズーカを片手で担いで走ったりするのが珍しくないカガリに腕相撲で瞬殺されたこともある。