ガンダムジオラマフロント 攻略 Wiki

物語開始早々、ブライト・ノアに会うべくやってきたカミーユ・ビダンの名前を聞いて「女の名前なのに、なんだ男か」と小馬鹿にしてしまう。
この一言がカミーユの逆鱗に触れたために思い切り殴られ、一民間人が歯向かってきたことに怒ったジェリドも蹴り返したことが因縁の始まりである。
そして自らが墜落させたガンダムMk-Ⅱをカミーユに強奪され、Mk-Ⅱ奪還の任に就いた際にバスク・オムの策で(そうとは知らずに)カミーユの母ヒルダ・ビダンを殺害してしまう。
さらにカミーユを含むアーガマ追跡の中でパイロットとして師事したライラや、同期の親友であるカクリコンをカミーユにより撃破・殺害されたことで因縁は強まる一方となる。
　
エゥーゴのジャブロー降下作戦を追って自らも地球に降りた際、偶然出会ったマウアー・ファラオの助けでジャブローを脱出。
宇宙に上った後に共にガブスレイを駆り、カミーユのガンダムMk-Ⅱを大いに苦戦させるが、Zガンダムの到着により切り抜けられてしまった上、
身を呈してジェリドを救うために今度はマウアーを喪ってしまう。その怒りでアーガマに単身特攻を仕掛けるが、奮戦も空しく阻止されてしまう。
この特攻でこれまで以上の負傷を追ったジェリドは療養のためにキリマンジャロに降りるが、ここでもキリマンジャロ基地攻略のために地球に降りていたカミーユと遭遇。
前述の通り山肌から投げ飛ばされながらも復帰し、さらにまだテスト機だったバイアランへ強引に乗り込んで出撃しZガンダムを追う。
そしてついに発見したZガンダムに突撃するも、Zをかばう形で割り込んだサイコガンダムを撃墜してしまい、同機の搭乗者でカミーユと惹かれあっていたフォウ・ムラサメを殺害してしまった。
これによりさらに因縁は強まり、ジェリドもまたカミーユへの固執を強め過ぎたため、カミーユの乗ったシャトルを注視し過ぎてアムロ・レイのディジェにあっさりSFSを落とされる事態も起きた。
　
しかし、改めて宇宙に上がってからは腕をまたも上げており、さらにシロッコ側に付かなかった実直さが功を奏し、ティターンズ最高司令官ジャミトフ・ハイマンの護衛役に抜擢される。
ハマーンとの会見場などに同席し、騒乱時はグワダンの砲撃に怯まず突撃し、アーガマ隊との交戦でも実力派であったアポリー・ベイ中尉を撃墜する功を立てている。
だがジャミトフ暗殺により発生した混乱で、護衛役であったジェリドもまた一時姿を消す。
最後に現れたのはティターンズとエゥーゴの最終決戦時であり、カミーユを倒すためだけにニュータイプ専用MAであるバウンド・ドック(残存していたロザミア・バダム機)を駆る。
完全にニュータイプとして覚醒していたカミーユに苦戦するも、これまで上げて来た腕前と執念でなお追いすがり組み付く。
だがついに治ることのなかった組み付き癖が命取りになり、組み付きを外され射撃で追撃された反動により、戦艦ラーディッシュの爆発に巻き込まれ戦死。
「カミーユ、貴様は俺のッ………！」という断末魔もまた、最後まで言い終えることなく爆発の中に消えた。
　
なお劇場版Zガンダム三部作ではジェリドの実力や人間的な素養を認める表現が各所で削られており、TV版で師事したライラからは認められるどころか完全にバカにされてしまった。
キリマンジャロでのサイコガンダム再出撃がなくなったためにフォウ殺害の因縁も外れ、挙句カミーユとの因縁の始まりすら回想描写のみとTV版と比較して扱いが大きく下げられてしまっている。