エース機のセリフ一覧 | ナビゲーターのセリフ一覧
VC:堀秀行 ネオドイツ代表のガンダムファイターで、ゲルマン流忍術の達人。乗機はガンダムシュピーゲル。 ドイツ国旗を模した奇抜な覆面を被るゲルマン忍者という見た目イロモノではあるが、第13回ガンダムファイトでも屈指の強豪。 予選ではマスター・アジアとすら互角に打ち合い、決勝リーグ最終戦まで負け知らずという実績を誇る。 ドモンにとってのレインに相当するサポーターは基本付けておらず、常に単独行動している。
劇中では、陰に日向にドモンたちを導く、第二の師匠とも言うべき存在。 新宿での決別以降、怒りのスーパーモードを過信してマスターを追い回すドモンを生身でもガンダムファイトでも一蹴。 ドモンには錆び刀を使いこなす修行を課し、さらにはチボデーやジョルジュといったライバル達をも的確に導いて、共に成長させていった。 何よりドモンに明鏡止水の境地を説いたのはシュバルツである。 またギアナ高地での脱出戦では戦術により退路を生み出し、ネオホンコンでは忍者らしくデビルガンダムにつながるマスター・アジアやウォンの動向を探っていた。 その優れた技量から、マスター・アジアには時としてドモン以上に警戒されていた。
決勝リーグ最終戦、ドモンと電流爆破デスマッチを行い、石破天驚拳を受けて敗北。素顔を晒すことになるがその顔はドモンの兄、キョウジ・カッシュのものであった。 キョウジはデビルガンダムに取り込まれ薄れゆく意識の中、ドモンが騙されてガンダムファイターとなり、自分を追って無茶を繰り返すことを予測していた。 そこでドモンを守るために、デビルガンダムに敗れ死亡した本物のシュバルツ・ブルーダーを母体に、DG細胞を用いて作り出したコピーがこのシュバルツだったのである。 (元々のシュバルツもサポーターなしで単独行動していた上にあの覆面だったので、ネオドイツ側にもこの入れ替わりは全く露見していなかった) 正体を隠していたのは頭に血が上ったドモンは信じないと予想される上、存在がウルベ達に知られると父であるライゾウ・カッシュの命が危ぶまれるため迂闊な真似はできないという判断から。 なお命はキョウジと連動しているが人格自体は別人である。本人曰く「鏡に映る影」とのこと。
電流爆破デスマッチ後、デビルガンダム事件の当事者の一人であるミカムラ博士に始末されそうになるが、潜入していたレインに救われる。 そのままレインの助力で電流のスパークを受け強引に身体を再生すると、最終バトルロイヤルの最中のランタオ島へガンダムシュピーゲルで乱入。 デビルガンダムを目前に真相の全てをドモンに告げたシュバルツは、愛機を駆って特攻。コックピットのキョウジを取り押さえて動きを止めると、ドモンに最後の一撃を求めて叫ぶ。 そして弟が涙ながらに放つ石破天驚拳を受け、「ありがとう」の言葉を残し消滅した。
ちなみにキョウジ本人は幼いドモンに「人を信じる心」を説くなど、明鏡止水につながる強力な精神性は持っていたが、あくまで技術者であり格闘家ではない。 使用するゲルマン忍術は素体となった本物のシュバルツが体得した技であり、これにキョウジの精神性とDG細胞による強化が加わることで、あれだけの驚異的な強さが生み出されていたのだ。 また、その名はドイツ語で「黒い兄弟」を意味し、アニメ『ロミオの青い空』の原作小説タイトルと同じだったりする。 ただし命名者の今川監督によればこれは全くの偶然で、監督自身は「シュバルツ」を「影」の意味で捉えていた。
※1:他にも【ガンダムタイプMSとの対峙(汎用)】が優先される場合がある。
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