エース機のセリフ一覧 | ナビゲーターのセリフ一覧
VC:梁田 清之 没落貴族であるシャル家出身のMSパイロット。 コスモ貴族主義を掲げるロナ家に協力してクロスボーン・バンガードの一員となった。 パイロットとしては、隻眼というハンディを持ちながらも非常に高い技量を身につけており、宇宙世紀0120年代においては最高峰の実力を有する。 また指揮官としても優秀であり、クロスボーン・バンガード総帥であるマイッツァー・ロナからの信頼も厚いが、成り上がり者として嫌う者も多かったようである。 性格は冷静沈着かつ非情であり、戦闘においては敵の命を奪うことを躊躇しない。 しかしその反面、無差別な殺戮行為を嫌い、戦闘能力を持たない者には攻撃を加えないなど、徹底した騎士道精神の持ち主でもある。 宇宙世紀0123年3月16日に始まるフロンティア・サイドの制圧作戦には、クロスボーン・バンガードの精鋭部隊「黒の部隊(ブラックバンガード)」の指揮官として参加。 作戦進行中にフロンティアIにおいてバグによる無差別殺戮が行われるが、総帥であるマイッツァーに知らせず独断で作戦を実行したカロッゾ・ロナのやり方と、 作戦内容そのものの残虐さに反感を抱いたザビーネは、カロッゾの腹心であり計画の実行者でもあるジレ・クリューガーを処刑する。 また、ラフレシアを撃墜するも半壊状態となったガンダムF91と、そのパイロットであるシーブック・アノーをあえて見逃す。 その後はクロスボーン側のエースとして、レジスタンスのエースであるシーブックの駆るF91と幾度か交戦していたものの、 ベラ・ロナの離反もあり暫くした後にクロスボーン・バンガードを離反した。 時は流れ宇宙世紀0133年、ベラ・ロナ率いる宇宙海賊クロスボーン・バンガードに参加し、木星帝国との戦いに身を投じる。 ベラは貴族主義反対の演説を行い、クロスボーン・バンガードを崩壊させた張本人であるが、それを承知の上で彼女に従った。 ブラックバンガード時代の機体色や装備を意識したクロスボーン・ガンダムX2を駆り、キンケドゥ・ナウと並ぶエースパイロットとして戦っている。
……ザビーネは貴族主義を捨てたわけではなかった。 もともと彼はカロッゾが独断で歪めたコスモ・バビロニアのやり方に反対して離反したのであって、当初のコスモ貴族主義は未だ信奉していたのだ。 ベラに付き従っていたのも、その真の目的はクロスボーン・バンガードの名を持つものが木星帝国を打倒することで、コスモ貴族主義を復興させること。 これはザビーネだけの目論見ということでもなく、新生クロスボーン・バンガードには、同様の理由で加入した貴族主義者が少なからず存在していたようである。 キンケドゥら他のパイロットたちには薄々その思想を危険視されていたものの、その目的ゆえにザビーネが木星帝国を本気で倒そうとしている点では信用していた。 だが、イオの戦いで木星帝国を倒すのに失敗した際、木星帝国のシステムが貴族主義と似通っていることに気付く。 直後に配下の貴族主義者とともに反乱を起こし、ベラとベルナデットを手土産に木星帝国に寝返りを図った。 しかし、トビアの活躍でベラは取り返されて反乱も鎮圧。木星帝国と合流できたのはザビーネとクロスボーン・ガンダムX2のみであった。 この寝返りは木星帝国と貴族主義の差異を内側から作り変えて調整し、そのまま貴族主義再興に直結させる狙いからのものであったが、 ザビーネの考えは木星帝国側に見透かされていたらしく、裏切り者という経緯もあり過酷な拷問を受け続けることになる。 以後のザビーネはかつての冷静沈着な様子を見せることはなくなり、常に笑みを浮かべ続けるなど精神が破綻。狂人同然の状態になってしまった。 また、ロナ家でありながら貴族主義反対を唱えるベラの心変わりの原因はキンケドゥ・ナウ――シーブック・アノーにあるとして、憎しみと恨みで彼に執着していく。 X2改を用いて新生クロスボーンと連邦軍の潰し合いを引き起こした末、連邦軍の量産型ガンダムF91部隊との戦闘で消耗していたキンケドゥを一度は撃破するまでに至った。 しかしキンケドゥはエピテーゼ手術で義肢化しつつも奇跡的に復活。 万全の状態のキンケドゥとも互角に戦うが、最後はコクピットにヒートダガーの一撃を喰らい、貴族主義に対する未練を残して戦場に散った。
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