エース機のセリフ一覧 | ナビゲーターのセリフ一覧
CV:飛田 展男 ネオジャパンの軍人であり、階級は少佐。 顔の右半分を覆う銀のマスクが特徴的だが、これはキョウジ・カッシュによるデビルガンダム奪取を止めるべく モビルアーマー「ファントマ」で制止を試みた際に負った傷を隠すためのものである。 レインの父・ミカムラ博士と共にドモン・カッシュのガンダムファイト参加とデビルガンダム追跡をサポートしていたが、 これはデビルガンダム逃走の後にキョウジの共犯扱いにされ冷凍刑に処されたライゾウ・カッシュ博士を庇えなかったため。 ウルべの進言でも極刑を免れるのが精一杯であり、ガンダムファイト優勝によりネオ・ジャパンがコロニー国家連合の主導権を握ることで、 冷凍刑を解こうとしていた。 また、デビルガンダム追跡も自らが止められなかった凶悪な機体が地球に逃げ込んだため、ガンダムファイトの期間中はファイターが 地球で自由に活動できることを利用せざるを得なかったものである。 この2点を承知でドモンはシャイニングガンダムに搭乗し、ガンダムファイトに参加した。 ガンダムファイト委員長のカラトがドモンに対し幻覚を利用した無茶なテストをすることに難色を示したり、 シャイニングガンダムが度重なる戦闘でボロボロになった時には新型機「ゴッドガンダム」を送るなど、 出番は少なめながらドモン達を陰ながら支援し続けた。
……と、いうのはあくまで表向きの話。 本性はデビルガンダムの力を狙う悪党であり、デビルガンダム逃走から始まった一連の事件の真の黒幕。 当然、前述した事件の概要はウルべによる完全なでっち上げである。 実は前大会において活躍したガンダムファイターであり、天才ファイターとまで呼ばれた腕前で準優勝まで勝ち抜くが、 東方不敗相手にボコボコにされて優勝を逃している。 この際に「世界を支配しているのは力だと思い知った」ウルべは、軍人に転向した後もトラウマと挫折心から力を求めていた。 その後にライゾウ博士が開発したアルティメットガンダムの圧倒的な力を目にし、本来は地球再生を目的とした機体を我が物にして 地球圏を制圧する野望を抱き、そのためにカッシュ博士の才能に嫉妬していたミカムラ博士を抱き込む。 そしてミカムラ博士と共謀してカッシュ博士を国家反逆罪に仕立て上げ、口封じのために彼を告発し冷凍刑に処したはいいものの、 軍によるガンダム接収が完了する前にキョウジがこれを奪取。ファントマで強引に捕獲を狙うも反撃を受け、顔を負傷した。 この際、負傷部分にDG細胞が感染しており、銀のマスクは傷隠し以上にDG細胞の増殖・転移を抑えるためのものであった。 ドモンを利用してデビルガンダムを捕獲した後は自らそれを操るつもりであったのだが、 東方不敗やネオホンコンの部隊の介入により機体を入手することはできなかった。 ゴッドガンダムを追加投入したのは、決勝大会に勝利してデビルガンダムを回収すべく急遽決定したものである。 そしてドモンとゴッドガンダムの優勝で第13回ガンダムファイトが終了した後、生体ユニットを失ったデビルガンダムを秘密裏に回収したウルべは、 ネオホンコンから接収したウォンのレポートから「デビルガンダムの生体ユニットには女性が適任」と知り、 地球から帰還していたドモンのパートナー、レイン・ミカムラを組み込む。 そしてついに手中に収めたデビルガンダムにネオジャパンコロニー全体を取り込ませ、その力を背景にガンダムファイトの終結を宣言し、 全世界を自分に服従させようとした。 同時に自身はネオジャパンコロニーの動力炉をDG細胞で変異させたグランドマスターガンダムに搭乗し、 その圧倒的な力と軍人になってからも鍛え続けた肉体で、今度こそデビルガンダムを倒すべく現れたドモン達を苦しめるが、 彼らの決死の反撃を受ける中で仮面が外れDG細胞の侵食が進行してしまい、デビルガンダムに身も心も乗っ取られてしまう。 そのままシャッフル同盟全員の力を乗せた合体攻撃「シャッフル同盟拳」を受け、大破した機体の中でDG細胞に侵されきったウルべは消滅した。
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