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VC:佐藤 拓也 キャピタル・アーミィに所属するMSパイロット。階級は大尉。 「マスク」の名が示す通り、四つ目のような意匠のバイザーで目元を隠している。 このバイザーはキャピタル・ガード調査部の資料に基づき制作されたものであり、ヘッドマウントディスプレイやデータファイル連動、 さらに装着者の眼球運動をモビルスーツの操縦に反映させるなどMS操縦時にパイロットを補助する機能を複数有している実用品である。 ただし四つ目という奇怪なデザイン自体は、アーミィに守られるキャピタル・テリトリィ市民の間で「かっこいい」「ダサい」と評価が真っ二つに分かれている。 クンタラ(劇中での被差別蔑称の事)で構成された「マスク部隊」を任されており、 自身のパイロットおよび部隊指揮の腕前に加え、配備された最新鋭の可変MSであるエルフ・ブルックやマックナイフの性能もあって度々海賊部隊を追い詰めた。 なお、一個人としては立ち振舞いがオーバーアクション気味であり、激情家で苛烈な言動や行動が少なくない。
正体はルイン・リー。 主人公ベルリ・ゼナムとはキャピタル・ガード養成学校の同期生で、飛び級したベルリより2歳年上の兄貴分。 海賊部隊との戦闘後、教官であるデレンセンの推薦を受けキャピタル・アーミィに入隊し、この姿となった。 実のところルイン本人に正体を隠すという意図は特になく、バイザーで目元が隠れている以外(特に髪と声)はそのまま。 とはいえ劇中ではルイン=マスクと誰もが理解しているワケではなく、ルインのガールフレンドであるマニィ・アンバサダでさえ、 彼女が天然気味かつ遠目だったとはいえ、初見ではルインだと気付かなかった。 ルインがマスクとなったのはバイザーの機能による強化以上に、自らの意識変革という意味合いが強い。 元々、ルインは養成学校で主席を務める実力者で、自身がクンタラである事を指摘されると逆上する事もままあり、 それに起因して不意の攻撃に対しての対応力と防御に長けていた。 しかしルインはアーミィ入隊前にこれを「守りの姿勢」として反省し、攻めに転じ「クンタラという出自を乗り越える」という誓いを立てて、マスクとなった。 立ち振る舞いが苛烈であるのはこの精神的な変革によるものであり、かつての後輩であったベルリに対しても、 本心では「自分の邪魔をする存在」と認識していたという対抗心を隠すことなくぶつけ、躊躇いなく引鉄を引いている。 また、戦況の変化に伴い「クンタラによるキャピタルの支配」という野心も抱くようになっていった。 とはいえ、マスク部隊の部下の戦死が軽んじられた事に対して激昂したり、アーミィに入隊してまで自分を追ってきたマニィを気遣うなど、 決してルイン本来の優しさを失ったわけではない。 レコンギスタ作戦の最終決戦では、ジット団から提供されたカバカーリーで参戦、 ベルリの駆るG-セルフ(パーフェクトパック)と壮絶な一騎打ちを繰り広げるも、機体は相討ち、パイロットは双方無事の形で決着。 レコンギスタの裏で暗躍した戦争幇助者達がいなくなった後、ルインはマスクを捨て、マニィと共にキャンプ生活の旅に出た。
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