エース機のセリフ一覧 | ナビゲーターのセリフ一覧
CV:國立幸
ガンダムビルドファイターズのもう一人の主人公。 良くも悪くも裏表がなく、歯に衣着せぬ物言いで相手を怒らせてしまうこともしばしばで、女性の感情の機微についても相当に鈍感。 また食い意地も強く、何かにつけて買い食いや食べ歩きを繰り返す一面もある。 一方で名誉や誇りを重んじ、受けた恩義や借りは必ず返す義理堅さも持ち合わせる仲間思いの人物である。 なお当初ガンダムについての知識は全く持ち合わせていなかったが、それ以前に炭酸飲料すら知らない重度の世間知らずである。 持ち前の自由奔放さが災いしてトラブルになった所をセイに助けられ、その礼として不思議な石「アリスタ」をセイに託した。 レイジの腕輪にも同じ石が嵌め込まれており、セイが念じればレイジはどんな状況でも駆けつける事が出来る。 そしてセイとススムのバトル中に本当に出現し、その卓越した操縦技術に魅せられたセイからガンプラバトル選手権への参加を持ちかけられる。 当初は興味が無いと取り合わないレイジだったが、ユウキ・タツヤのザクアメイジングとのバトルで敗北を喫した事が彼の闘志に火をつけ、 セイとコンビを組み選手権でのタツヤとの再戦を決意する。
本名はアリーア・フォン・レイジ・アスナ。 異世界の王国アリアンの第一王子であり、王家の秘宝「アリスタ」の力を使ってセイ達の世界と行き来している。 重度の世間知らずもまた、ガンダムシリーズの存在しない異世界から来たためである。アリアンは海がない、あるいは希少な国らしく海水浴に来た際にも海の存在を大変珍しがっていた。 この出自については早々に語る機会があったものの、あまりに突飛な内容をセイ達には信じてもらえず、また、本人も「レイジ」としか名乗っていない為、 親交をもつビルダーやファイターは彼を「アリアン王家のアリーア・フォン・レイジ・アスナ」としてではなく「レイジという少年」として捉えている。 タツヤの地区予選辞退という予想外の事態に熱意を失いかけたこともあったが、ラルさんの言葉を受け、「遊びだから本気になれる」を信条のひとつとして地区予選を制覇。 世界大会で並み居る強豪を相手に一歩も退かない戦いを見せ、バトルを通じてビルダー・ファイター達と友情を育む。 また、大会中に偶然ながらセイの父イオリ・タケシからガンプラ製作の指導も受け、自らビギニングガンダムのガンプラを完成させている。 その傍らで謎めいた少女・アイラと出会い、お互いが選手権出場者であることを知らないままに成り行きで交流を重ねていく。 諍い合いながらも、バトルで背中を預け合うまでの信頼関係を築くが、決勝トーナメントで好敵手の一人・フェリーニと戦うアイラの「凶行」を目にしたレイジは激しく動揺。 葛藤を経てアイラとの戦いに臨んだレイジに、セイの機転でアリスタを手にしていたアイラの助けを求める声が届き、疑念や誤解が氷解した二人は改めて真正面から激突した。 その一方、ガンプラバトルを成立させている特殊粒子・プラフスキー粒子の出所が実はアリアンから持ち出された巨大アリスタであり、 同じくアリアン人であるPPSE社のマシタ会長が「アリアンの王子が追っ手として現れた」と勘違いしたために、大会中に様々な形で妨害を受ける。 レイジが地球側に現れたこと自体は巨大アリスタによるものとはいえ、レイジ自身はマシタと面識すらなく、また盗難事件とは無関係に来ていたため、これは完全に見当違いの迷惑行為であった。 時にはマシタの部屋に直接殴り込みに行くなどしながら謀略を跳ね除けて駒を進めたレイジは、見事決勝トーナメントを勝ち抜き、セイと共にガンプラバトル選手権での優勝を勝ち取った。 しかし、レイジ達の勝利に恐怖したマシタ会長が、自らの懐中時計にはめ込まれたアリスタを通じて巨大アリスタを暴走させてしまう。 この未曾有の大惨事を食い止めるべく他のファイター達と奮戦し、激闘の末に巨大アリスタの破壊に成功したが、その結果レイジもアリアンへ戻らざるを得なくなってしまう。 自身の腕輪に残ったわずかなアリスタを削りながらもタツヤと最後のバトルを演じ、ファイターとしての覚悟を知ったセイにスタービルドストライクの操縦を託す。 セイが見せるタツヤとの競り合い、見違えるようなバトルへの高揚感に瞳を輝かせるレイジは、新たな望みを抱く。 強くなったセイと戦う――いつ叶うともしれない約束を相棒と交わし、レイジは光に包まれてアリアンへと消えていった。 ……が、かつてセイに渡したアリスタを通じて、アイラもまたアリアンに到着。 元々孤児から軍施設に拾われた身であるアイラに元の世界への未練は薄く、そのままアリアンで二人は結ばれ、後に娘を授かる事になる。 なお後日談を見る限り、結構な頻度でアイラともどもこちらの世界に訪れている模様。 『GMの逆襲』では、アイラが持っていたセイのアリスタを使って再びこちらの世界へと渡り、ガンプラマフィアとのバトルで窮地に立たされていたセイの元へと駆け付ける。 プラフスキー粒子がガンプラマフィアに掌握されていることを知ると、かつてと同じように腕輪のアリスタを使ってプラフスキー粒子を生成し、ぶっつけ本番でスターバーニングガンダムを駆ってサイコジムを撃破する。 事件解決後、スターバーニングガンダムでセイが操縦するビルドストライクコスモスとの真剣勝負に臨み、あの日セイと交わした約束を果たすと、またアリアンへと帰っていった。 さらに後の『アイランド・ウォーズ』では8年後の世界にレイジのアイラの娘が単独で地球に転移しており、騒動を起こしながらもこの時代のファイターであるカミキ・セカイらと友情を築いている。
※ビルドストライクガンダム変形後(Gバースト関連は変形前)。変形前はイオリ・セイ参照。
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