ガンダムジオラマフロント 攻略 Wiki

真武者頑駄無は強者と戦うことで、己の戦闘能力を強化する事ができる。
戦いにより圧倒的な力を得た真武者頑駄無が地球を支配し、その自分を人類が倒そうと成長を遂げ、さらに強者となった人類が己を強化する。
この力と戦いの連鎖こそが人類を高みに導き、地球に永遠の繁栄をもたらす。それが己の宿命。
　
そう確信した真武者頑駄無は地球降下への障害排除をMk-IIに指示し、自らは小惑星へやってきた強者とひたすら交戦していた。
しかし粗方の障害が排除された後、再度合流したMk-IIは反旗を翻す。
人類の可能性を認めたMk-IIは、その可能性を潰しうる真武者頑駄無を地球へ降ろさぬよう軌道エレベーターを制圧したが、度重なる強者との戦いで力を増した真武者頑駄無は軌道エレベーターを使わず、かつてガンダムが為したように単独での大気圏突入を敢行した。
　
そうして落着した南米・ジャブローの地で、Mk-IIの策の有無を問わず迫りくる歴代のエースパイロットやエゥーゴの量産MS部隊を蹴散らす真武者頑駄無。
真武者頑駄無Mk-IIとの決戦でも、武装を一切失わぬままMk-IIを動力の限界状態まで追い込む圧倒的な力を見せつける。
刀を収め徒手で突進するMk-IIにトドメの十字槍を突くが、Mk-IIは十字槍を白刃取りし、そのまま自らの胴体側面に突き刺して拘束する。
同時に二刀を真武者頑駄無の肩に叩きこんだMk-IIだったが、直後に十字槍に刺されたまま投げ飛ばされ、大地に叩きつけられた。
　
限界状態のまま墜落したショックで、ついに機能停止する真武者頑駄無Mk-II。
しかし、その捨て身の覚悟を認めた真武者頑駄無も、大地に槍を突き立てたまま動こうとしない。
全てを賭けたMk-IIの二刀は、間違いなく致命の一撃だったのだ。
そこへ、真武者頑駄無Mk-IIの策が巻き込んだエゥーゴの大部隊が迫るが――
　
「我は力もて己を高める……。我に挑むものはまた、己を高みへと導く……。
宿命終わるとも……安寧を貪らぬ猛き魂……。未だ見ぬ強者……我が志……継がん……」
　
仁王立ちのまま、立ち往生。
それが力と闘争の連鎖、その己の宿命を見果てぬ強者達へ託した、或る武者の最期だった。
　
「ガンダム無双 Special」において『彼』の物語は完結し、同「2」以降は機体のみが参戦している状態である。
なお最後の願いに応じたものか、「2」以降でNPCとして登場する武者のパイロットは、パイロットAI本人の場合を除けばヤザン・ギンガナム・スレッガー・東方不敗など善悪問わず強者に限られている。